【実施レポート】企業でのマインドフルネス研修~ストレス軽減・感情調整・集中力向上へ~

025年9月下旬、東京都内の製造業企業様にて「マインドフルネス研修」の第2回を実施いたしました。第1回と同様、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式での開催となりました。
第1回からの流れ
3か月前に実施された第1回では、マインドフルネス瞑想の基本を紹介し、参加者の皆様には、その後の3か月間、瞑想の実践に加え、日常生活の中で「今この瞬間」に意識を向けることをお勧めしました。
たとえば――
- 忙しい中でも、ストレスを感じるなと思った時に、短い時間で呼吸に意識を戻す
- 歯磨き中に、口の中の感覚や呼吸に注意を向ける (髪を洗う、ドライヤーで乾かすときなど)
こうした日常の中での“気づき”を意識的に取り入れてもらうことを目指しました。また、実践を継続しやすくするために、ガイド音源を常に利用可能な形で提供し、社員様向けにメールメッセージもお届けして、日々の習慣化をサポートいたしました。
第2回研修の様子と参加者の声
第2回目では、1回目の実践結果をふまえた振り返りと、マインドフルネスの土台をづくりを意識した実践を中心に行いました。
参加者の皆様のご感想:
「職場全体でこのような研修を業務時間内に受講できることがとても貴重だと感じた。」
「相手に怒るまえに一呼吸を意識するようにしました。」
「セミナーのあと、自分の感情をより客観的に見られるようになってきましたし、気づく機会が明らかに増えました。まだ瞑想の習慣化はできていないのですが、習慣化して感情の調整力や仕事のパフォーマンスの向上につなげていきたいです。」
今後に向けて
今回のように、日常生活や仕事の合間に取り入れることを意識したマインドフルネス研修は、ストレス軽減・感情調整・集中力向上など多くの効果が期待されます。今後も、継続的なサポートやフォローアップの形で、マインドフルネスを取り入れた職場づくりをお手伝いできれば幸いです。ご関心のある方、是非お気軽にお問い合わせください。
(株)ここさぽ 講師 菅原奈都美(臨床心理士・公認心理師)